アクリル焼付塗装とは、アクリル樹脂を主成分とする塗料を焼き付けて硬化させる塗装方法です。
特に屋外で使用される製品や部品に用いられ、耐候性、耐食性、耐汚染性、耐薬品性に優れています。

アクリル焼付塗装の特徴

耐候性に優れている
・紫外線や雨風による劣化に強く、長寿命です。
耐食性、耐汚染性、耐薬品性にも強い
・腐食しにくく、汚れが付きにくく、薬品にも強いです。
表面硬度が高い
・キズが付きにくい硬い表面になります。
透明性、密着性も高い
・透明な色付けが可能で、金属素材にも密着します。
焼付工程が必要
・塗装後、乾燥炉などで140~180℃程度の熱を加える必要があります。
厚塗りが難しい
・メラミン塗料やウレタン塗料に比べて、塗膜の厚みを出しにくいです。

用 途

自動車や家電製品の部品、屋外看板やカーテンウォール、電気機器や工業製品、 金属製の家具や雑貨。

メリット

  • 長寿命で、劣化しにくい
  • 耐久性、耐食性、耐汚染性、耐薬品性に優れている
  • 表面硬度が高く、キズが付きにくい
  • 透明性、密着性も高い
  • 色々な色付けが可能

デメリット

  • 厚塗りが難しい
  • 高温で焼付工程が必要
  • 対応素材:
  • 主に金属素材(アルミ、鉄など)
  • 亜鉛やメッキ品は、焼付温度によっては不可

注意点

焼付塗装は、熱を加えられない素材には使用できません。
塗膜がヒビ割れしないよう、素材や塗装方法に注意が必要です。
塗装後の乾燥条件(温度、時間)は、製品の種類や用途によって異なります。